不動産売却では仲介手数料が発生する?支払う目的や相場は?

不動産売却では仲介手数料が発生する?支払う目的や相場は?

不動産売却にはさまざまな費用が発生しますが、大きな割合を占めるのが仲介手数料です。
しかしなぜ支払う必要があり、相場がどれくらいなのか正確に把握している方は少ないでしょう。
そこで仲介手数料とはどんな費用なのか、支払うタイミングや相場についてご紹介します。

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不動産売却で発生する仲介手数料とは?支払う目的やタイミング

仲介手数料とは、文字どおり仲介に対する手数料のことです。
不動産売却のみに限らず、不動産購入時や賃貸借契約時など、仲介を依頼した不動産会社に支払います。
仲介不動産会社の主な収入源は仲介手数料であり、売却のために必要な人件費や広告活動費は、仲介手数料から捻出しなければなりません。
ただし、仲介手数料は成功報酬となっているため、売買契約が締結されて初めて支払い義務が発生します。
仲介を依頼したからといって必ずしも支払う必要がない点に、注意しましょう。
また支払いのタイミングは仲介依頼時ではなく、売買契約が締結した後です。
一般的には売買契約締結時と決済時に半額ずつ支払いますが、不動産売却が完了する決済時に全額を支払うなど異なるケースがあるため事前に確認しておいてください。

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不動産売却で支払う仲介手数料の相場は?

事前に不動産売却で得られる手取り額を把握しておくためにも、仲介手数料の相場を知っておきたいという方も多いでしょう。
しかし、不動産売却で発生する仲介手数料には相場というものがありません。
なぜなら不動産の売却価格によって変動することが多く、決められた範囲内であれば不動産会社が自由に設定できるためです。
ただし、先程も話しましたが、仲介手数料は広告宣伝費や人件費に充てられます。
仲介手数料の相場を知りたい方のために、売却価格ごとの上限額を消費税を含めた金額にてご紹介しますので以下を参考にしてください。

  • 200万円:110,000 円
  • 400万円:198,000円
  • 600万円:264,000円
  • 800万円:330,000円
  • 1,000万円:396,000円
  • 2,000万円:726,000円
  • 3,000万円:1,056,000円

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不動産売却で発生する仲介手数料には上限がある!

不動産売却で発生する仲介手数料には相場はありませんが、上限額が宅地建物取引業法という法律により設定されています。
そのため、上限額を超えて仲介手数料を請求することは原則できません。
ただし、低廉な空き家等を不動産売却した際は売買価格が400万円以下であっても最大18万円の仲介手数料が発生します。
これは、昨今の空き家問題のための対策として2018年に施行されました。
この例外的な仲介手数料率については売主のみに適用されるものであり、買主側は無関係です。
また、仲介手数料を支払う不動産会社が消費税課税事業者であれば、消費税を支払う必要がある点にも注意してください。

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まとめ

仲介手数料とは、仲介を依頼した不動産会社に支払う手数料です。
不動産売却に伴う人件費や広告活動費として支払いますが、成功報酬のため売買契約が締結しない場合は支払う必要はありません。
相場はありませんが、法律により上限額が定められおり、上限を超えて請求されることはないと覚えておきましょう。
私たち「アパルトマンエージェント株式会社」は尼崎市、伊丹市、西宮市を中心に、不動産売却をサポートしております。
弊社のホームページより、不動産査定依頼を受け付けておりますので、ご検討中の方はぜひご利用ください。

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坂東健悟

資格:宅地建物取引士 2級ファイナンシャル・プランニング技能士 賃貸不動産経営管理士 相続支援コンサルタント

学卒業してすぐ不動産業界に携わっており、賃貸、管理、売買等、不動産全般を経験しております。
2人のこどもがいるので、休みの日は公園等で遊ぶことが当たり前になっていますが、いつかこどもに遊んでもらえない日が来ると思うと、今を本当に大切にしなければと思っています。
仕事もプライベートもイケてる人になれるよう、興味の幅を広く持ち、まずやってみる事を心がけています!

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