固定資産税を滞納するとどうなる?売却したい場合の条件と方法とは

固定資産税を滞納するとどうなる?売却したい場合の条件と方法とは

不動産を所有している限り、毎年固定資産税を支払わなければなりません。
評価額によっても金額は異なりますが、固定資産税の支払いを負担に感じている方も少なくはないでしょう。
しかし、固定資産税を滞納するとさまざまなリスクがあります。
そこで、今回は固定資産税を滞納するとどうなるのか、売却するための条件や方法についてご紹介します。

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固定資産税を滞納するとどうなる?売却への影響は?

固定資産税は、不動産を所有している限り発生します。
万が一、固定資産税を滞納すれば、自宅を差し押さえられ、公売にかけられてしまいかねません。
一般的に公売は市場価格の20%から30%程度低い価格でおこなわれることがほとんどです。
そのため、住宅ローンが残っているケースなどは、自宅を失ったあとも借金だけが残ってしまうというケースも少なくありません。
1か月以上滞納が続く場合、差し押さえが認められていますが、実際におこなわれるのは2か月以降が多く、最終的に公売にかけられるという流れで進んでいきます。
また、滞納した固定資産税には延滞金がかかるため注意してください。

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固定資産税を滞納している不動産の売却条件は?

固定資産税を滞納したままにしておくと、公売にかけられ、相場より低い価格で売却することになりかねません。
そうならないためにも、早めに売却することをおすすめします。
売却可能な条件ですが、差し押さえ前と差し押さえ後で違うため、注意しましょう。
差し押さえ前であれば、固定資産税の滞納があっても売却は可能です。
ただし、差し押さえのリスクがつきまとうため、支払い後でなければ買主が見つからない可能性があります。
支払いは分割でも可能なので、検討してみてください。
差し押さえ後の場合は、税務署へ差し押さえ解除を依頼しなければ売却できません。

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固定資産税を滞納している不動産の売却方法は?

固定資産税を滞納していても差し押さえ前であれば、売却は可能です。
しかし、先ほどもご説明したとおり、差し押さえのリスクがある限りなかなか買い手がつきません。
そこで、滞納しても売却する方法として親族間売買やリースバックなどの方法が挙げられます。
ただし、どちらも必ず売却できるわけではないため注意が必要です。
また、固定資産税にくわえて住宅ローンを滞納している場合は、任意売却という方法を検討しましょう。
任意売却をおこなうことで抵当権を外してもらえるため、公売より高値での売却は望めます。

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まとめ

固定資産税を滞納するとどうなるのか心配している方にとって、1番大切なことは「滞納したままにしてはいけない」ということです。
そのまま放置すれば差し押さえられ、公売にかけられるため、自宅を失うばかりか借金が残ってしまいかねません。
"売却するためには差し押さえ前であることが条件となっているので、なるべく早く売却する方法を検討してください。
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坂東健悟

資格:宅地建物取引士 2級ファイナンシャル・プランニング技能士 賃貸不動産経営管理士 相続支援コンサルタント

学卒業してすぐ不動産業界に携わっており、賃貸、管理、売買等、不動産全般を経験しております。
2人のこどもがいるので、休みの日は公園等で遊ぶことが当たり前になっていますが、いつかこどもに遊んでもらえない日が来ると思うと、今を本当に大切にしなければと思っています。
仕事もプライベートもイケてる人になれるよう、興味の幅を広く持ち、まずやってみる事を心がけています!

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