相続登記とは?経費計上できる費用の種類と注意点を解説

2025-05-06

相続登記とは?経費計上できる費用の種類と注意点を解説

2024年4月1日施行の民法改正により、相続登記が義務化され、土地や建物の引き継ぎにおいて適切な手続きが求められるようになりました。
登記にかかる費用には登録免許税、各種証明書の取得費用、司法書士への依頼費用などがあり、税金控除の対象となるため、正しく計上することが重要です。
この記事では、相続登記の概要や経費として認められる費用、さらに注意すべきポイントについて解説します。

\お気軽にご相談ください!/

相続した際に必須の相続登記とは?

2024年4月1日に実施された民法の改正を受けて、相続登記は義務化されました。
家を購入した場合はもちろん、土地や建物を引き継いだ場合は、手続きが必要です。
この制度では義務化されるにあたり、簡易的な申請を受け付ける窓口が新設されました。
将来的に、不動産を把握しやすくしたりする新制度の準備も進められています。

▼この記事も読まれています
相続後の不動産売却で所得税はかかる?確定申告は必要?

\お気軽にご相談ください!/

どのような種類の費用が経費にできる?

不動産の権利移転に伴い経費として計上できる費用には、登録免許税、取得費用、司法書士費用の3種類があります。
これらは税金控除の対象となるため、漏れなく金額を記録しておくことが重要です。
登録免許税は登記時に必要な税金で、取得費用には登記簿謄本や印鑑証明、住民票などの書類作成費が含まれます。
たとえば登記簿謄本は1通450~750円で、関係者が複数いる場合は総額が増えるため注意が必要です。
各種証明書の取得には1万円弱の費用がかかることもあり、これらの書類取得費は経費として計上できるため、忘れずに申請しましょう。
司法書士への依頼費用も経費として申請でき、報酬は最大10万円程度かかる場合があるため、手続き時に適切に計上することが重要です。

▼この記事も読まれています
相続した不動産を売却する際の相談窓口とは?売却の流れもご紹介

\お気軽にご相談ください!/

相続登記を経費に組み込む際の注意点とは

相続登記にかかる費用は、通常の取り扱いと異なるケースも多く、細かい点に注意しながら進めることが重要です。
まず、相続にかかる費用はあくまで経費であり、負債として扱われるものではないため、その違いを理解しておきましょう。
相続税を算出する際、誤って経費を債務控除として計上してしまうケースがあるため、適切に分類し、正しい手続きを進めることが大切です。
次に、複数の不動産を引き継いだ後、一部を売却する場合には特に慎重な対応が求められます。
この場合、単純に経費として計上するのではなく、土地と建物の評価額を適切に按分し、正確な再計算を行うことが必要になります。

▼この記事も読まれています
相続した不動産の売却手続きはどうする?相続の手続きと遺産分割協議について解説!

まとめ

相続登記の義務化に伴い、簡易申請窓口の新設など手続きの負担が軽減される工夫が進められています。
費用面では登録免許税や各種証明書の取得費、司法書士への依頼費用が経費として計上できるため、事前に金額を把握しておくことが重要です。
また、相続登記を経費に組み込む際は、債務控除との違いを理解し、土地と建物の評価額を適切に按分するなど慎重な対応が求められます。
尼崎市の不動産売却なら30年の実績があるアパルトマンエージェントへ。
弊社のホームページより、不動産査定依頼を受け付けておりますので、ご検討中の方はぜひご利用ください。


ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

06-6437-2200

営業時間
10:00~18:30
定休日
水曜日、日曜日、祝日

相談事例

売却の際の注意事項

売却方法について

売却査定

お問い合わせ