相続放棄した実家の解体費用は誰が持つ?相場・放置のリスクも解説

2025-01-28

相続放棄した実家の解体費用は誰が持つ?相場・放置のリスクも解説

不動産を相続放棄した場合も、他に相続人がいなければ建物の管理義務が残ることをご存じですか?
相続放棄したからといって誰も住んでいない実家を放置していると、さまざまなトラブルや多額の出費につながってしまいます。
今回は、相続放棄した実家の解体費用は誰が持つのかを、費用相場や空き家の放置リスクとともに解説します。

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相続放棄した実家の解体費用は誰が負担する?

相続放棄した実家の解体費用は、相続権を持つ相続人が負担することになります。
誰が解体費用を持つのか?という揉め事に巻き込まれないよう、相続放棄した際にはその旨を他の相続人に伝えておいてください。
なお、自分以外に相続人がいない場合は、相続放棄したとしても自分が解体費用を支払わなければなりません。
相続によって権利を放棄したとしても、建物の管理義務は放棄できないからです。

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相続した実家の解体費用の相場

住宅の解体費用は、建物の構造や広さ、建材の種類などによって変わります。
構造体が固い、単純に面積が広い、重機が立ち入れない立地である場合などには解体費用が高くなりがちです。
また、解体による廃材の量が多いと、それらを分別して処分するための費用がかさみます。
1坪あたりの相場は、木造なら3~4万円、鉄骨造なら5~7万円、鉄筋コンクリート造なら6~8万円ほどです。

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管理義務のある建物を解体せずそのまま放置するデメリット

住宅を相続放棄しても、他に相続人がいない場合は建物の管理義務までは放棄できません。
実家を空き家として放置していると、不法投棄の温床になる、放火の標的になるなどの犯罪につながって近隣住民とのトラブルを引き起こすおそれがあります。
放置を続けると危険と判断された空き家は、行政によって「特定空家」に指定されて固定資産税が最大6倍まで増え、最終的には強制解体となります。
解体費用はもちろん持ち主に請求されるため、誰も住まず活用の見込みもない住宅は早期に解体しましょう。

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まとめ

相続放棄した実家の解体費用は、相続権を持つ相続人が負担しますが、他に相続人がいない場合は相続放棄した方が支払わなければなりません。
木造なら3~4万円/坪、鉄骨造なら5~7万円/坪、鉄筋コンクリート造なら6~8万円/坪ほどが解体費用の相場です。
自分に管理義務がある建物を放置することにはさまざまなデメリットがあるため、不要な住宅は早期に解体してください。
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