抵当権抹消の手続きとは?しないで放置した場合にどうなるのかをご紹介

2024-08-20

抵当権抹消の手続きとは?しないで放置した場合にどうなるのかをご紹介

住宅ローンなどを借りて不動産を購入すると、不動産に抵当権が設定されます。
抵当権はローンをすべて返済すれば抹消できますが、抵当権抹消の手続きをしないでおくとどうなるのでしょうか。
今回は、抵当権抹消の手続きとは何か、手続きをしないとどうなるのか、抵当権抹消手続きの流れはどのようなものかについてご紹介します。

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抵当権抹消のための手続きとは

そもそも抵当権とは、金融機関が融資をおこなう際、該当の不動産を担保として設定する権利のことです。
抵当権が設定されていると、仮に返済が滞った場合に不動産を差し押さえて競売にかけ、損失をカバーできるようになります。
抵当権はローンを返済しきるまで抹消できませんが、返済が終われば抵当権抹消登記によって抹消が可能です。
抵当権抹消登記とは、不動産登記簿に登録されている抵当権を抹消するための手続きのことを指します。
手続きをおこなうタイミングは、基本的にローンを返済しきったすぐあとです。

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抵当権抹消手続きをしないとどうなるのか

抵当権抹消の手続きをしないままにしていると、不動産を売却する場合に問題が発生します。
不動産の買主は、売主が本当にローンを完済しているか確かめるすべがありません。
そのため、抵当権が設定されたままの不動産は突然差し押さえられるリスクがあると感じ、完済していても売却が難しくなるのです。
ローンを返済しきった段階で金融機関から抵当権抹消登記に必要な書類がもらえますが、なかには期限が設定されている書類もあります。
時間が経ってから抵当権抹消手続きをおこなうのであれば再度必要書類を集める必要がありますが、再発行に時間がかかるなど書類を揃えにくくなるケースも多いです。
抵当権の設定を残したまま相続が発生すると、相続登記と抵当権抹消登記を両方おこなわなければならなくなり手間がかかります。

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抵当権抹消手続きの流れ

抵当権抹消登記をおこなう際は、まず必要書類として登記申請書、登記済証または登記識別情報、登記原因証明情報、抵当権抹消の委任状、資格証明書を用意する必要があります。
登記申請書は法務局のホームページなどから入手できますが、それ以外の書類は金融機関から送られてくるため確認しましょう。
本格的な手続きをおこなう前に、管轄の法務局に抵当権抹消登記について相談しておくとスムーズな手続きが可能です。
法務局のホームページで公開されている記入例や、事前相談でのアドバイスどおりに申請書などを作成し、法務局に提出するまでが一連の流れとなります。

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まとめ

ローンを完済した時点で抵当権抹消手続きをおこなわないと、書類の期限が切れてしまい手続きが難しくなります。
そのまま抵当権を放置していると不動産売却に影響が出るため、早めに手続きをしておくのがおすすめです。
手続きについて分からないことがあれば、管轄の法務局での事前相談を活用しましょう。
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