土地の売却相場の調べ方について！調査時の注意点も解説

所有している土地について「希望価格なら売却したい」「まずいくらで売却できるのかを知っておきたい」といった希望を持つ方も多いでしょう。
そこで気になるのは、土地の売却で得られる相場価格の調べ方です。
今回は土地の売却価格を調べる方法について、3つの方法に分けて述べたうえで、土地の売却相場を調べる際の注意点も解説します。

土地の売却相場の調べ方とは

土地の売却相場の調べ方はいくつかありますが、まず挙げられるのは地価公示価格を使った調べ方です。
まずは国土交通省の土地情報システムにアクセスして、標準地・基準地検索システムを開き、日本地図のなかから調べたい都道府県を選択しましょう。
次に希望する市区町村名を選択し、調査年や価格などの条件を指定して、条件を入力すると地価公示価格が表示されます。
実勢価格は地価公示価格の1.1倍とされるため、地価公示価格が1平米あたり20万円の場合は、1平米の売却相場は約22万円です。
実勢価格を直接調べたい場合は、不動産取引価格情報検索にアクセスして、期間・タイプ・ロケーションを入力して検索すると、実勢価格がリスト化されて表示されます。
また、納税通知書を使った調べ方もあります。
納税通知書には固定資産税評価額が掲載されており、これは公示価格の約70％に相当する金額です。
そのため、「固定資産税評価額÷0.7」の計算式を用いると、売却相場が分かります。

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土地の売却相場を調べる際の注意点について

土地の売却相場を調べる際は、土地固有の条件も考慮したうえで、売却相場を予想しましょう。
土地の日当たりや風通しが良い場合や、整形地に近い場合は周辺相場より高値がつきやすいですが、それらの条件が悪い場合は相場よりも安くなりやすいことが注意点です。
周辺にある土地の売り出し価格は、あまり参考になりません。
売り出し価格はあくまでも売主の希望価格で、売却価格とは異なるため注意しましょう。
正確な土地の売却相場を知りたい場合は、不動産会社に不動産査定を依頼して、専門家による詳しい調査を受けることをおすすめします。

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まとめ

土地の売却相場の調べ方は、大きく「地価公示価格」「実勢価格」「納税通知書」の3つです。
相場価格を調べるときは、土地固有の条件を考慮することや、売り出し価格を参考にしすぎないことを意識しましょう。
正確な土地の売却相場を知りたい場合は、不動産会社に不動産査定を依頼することをおすすめします。
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