定年後の住宅ローンが払えないとどうなる?理由と対処法を解説

2025-04-22

定年後の住宅ローンが払えないとどうなる?理由と対処法を解説

計画的に返済する予定だったローンの支払いが難しい場合、どうしたら良いのでしょうか。
定年退職をした後も返済が続く場合は、預貯金や年金から捻出する必要がありますが、病気や怪我などで返済計画が狂ってしまうケースも多いです。
ここでは、定年後に住宅ローンが払えない理由をお伝えしたうえで、滞納したらどうなるかと対処法について解説します。

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定年後に住宅ローンが払えない理由

定年後に住宅ローンが払えない理由として、退職金の少なさ・収入の減少・医療費の増額などが挙げられます。
まず、長期的に同じ企業に勤めたとしても退職金の支払いや金額については保証されていないため、想定よりも少ないと返済が厳しくなります。
続いて、毎月の給与所得や事業所得がなくなると収入が減り、アルバイトやパートをしたとしても、以前より返済負担が大きくなるでしょう。
最後に、歳をとるほど病気になるリスクが高くなるため、通院や入院など想定外の支出があるとローン返済に資金を回せなくなる可能性があります。

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定年後に住宅ローンを滞納するとどうなるのか

定年後に住宅ローンを滞納したらどうなるのか不安になる方が多いですが、一度滞納しただけで退去命令が出るわけではありません。
はじめての滞納は、口座のトラブルや債務者の初歩的なミスが原因とも考えられるため、金融機関から電話やメールで通知が来ます。
金融機関からの連絡を無視した場合、住所宛に督促状が届きますが、これを無視すると分割払いの権利がなくなり一括返済を求められます。
一括返済できない場合は、保証会社が一時的に立て替えてくれますが、債務者は保証会社に対して返済を続けなければなりません。
ただし返済ができない場合、不動産を競売に出して債権者が元本回収をおこないます。
競売にて売買契約が成立すると、債務者は不動産の所有権を失います。

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定年後に住宅ローンを払えないときの対処法

定年後に住宅ローンが払えないときの対処法は、第三者への売却もしくはリースバックがあります。
ローンを完済する前に売却を希望する場合は、取引金額がローン残高を上回るかどうかが重要です。
取引金額のほうが高ければ売買取引が成立した時点でそのままローンを完済できますが、ローン残高のほうが高ければ自己資金を調達しなければなりません。
そのため、金融機関に事情を説明して、任意売却を認めてもらう必要があります。
リースバックでは、ローンを完済した後も賃貸として家に住み続けることができる一方、契約期間終了後には退去を求められる可能性がある点に注意が必要です。

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まとめ

計画的に住宅ローンの返済をしていたとしても、収入の変動や突然の医療費などを理由に返済計画が狂ってしまうケースも少なくありません。
返済義務を無視すると、最終的に競売にかけられて、不動産の所有権を失ってしまいます。
これ以上返済を続けられない場合は、早急に金融機関に相談をして任意売却もしくはリースバックなどで対処しましょう。
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