空き家の浄化槽は清掃が必要?管理のポイントについても解説

2024-11-05

空き家の浄化槽は清掃が必要?管理のポイントについても解説

空き家を所有している場合、多くの方が室内や庭の掃除や換気、通水など、基本的な管理を定期的におこなっているでしょう。
ただし、家に浄化槽があるにも関わらず室内や庭だけの管理にとどまっていると、思わぬトラブルが発生する原因となります。
ここでは空き家の浄化槽について、清掃しないとどうなるのか、使用しないときの対応や管理の仕方について解説しますので参考にしてください。

\お気軽にご相談ください!/

空き家の浄化槽を清掃しないままでいるとどうなるのか解説

浄化槽とは公共の下水道が整えられていない地域にある建物に設置されている施設で、家庭から排出されるし尿や汚水を微生物によって分解、海や河川へ放流する役割を担っています。
この地域に建っている空き家の場合、住む人がいないからとブレーカーを落としてしまうと浄化槽の電源も切れた状態になります。
すると槽内のバクテリアが酸欠になって死んでしまうため、汚水を分解できずにおいが発生するなどの問題が生じてしまうのです。
ただし微生物だけでは槽内の汚れをきれいにに除去できず、定期的に清掃しないとにおいの原因となります。

▼この記事も読まれています
空き家を売りたいときはそのまま売る?更地にして売る?

\お気軽にご相談ください!/

空き家の浄化槽を長期間使用しない場合の対応

今後1年以上空き家で生活する予定がなく、長期間使用しないや次の使用開始時期が分からない場合は、浄化槽休止報告書の提出が必要です。
通常、掃除や点検など法律で決められた手入れをする義務がありますが、浄化槽休止報告書を出しておけば、保守点検や掃除、法定検査などをおこなわなくても大丈夫です。
届出をする場合、最初に浄化槽の清掃をおこない、次に消毒薬の撤去、最後に届出用紙と清掃記録表を市町村に提出するのが主な手順になります。

▼この記事も読まれています
相続不動産を空き家にしないための終活!知っておきたい空き家のデメリット

\お気軽にご相談ください!/

空き家に浄化槽がある場合の管理について解説

所有している空き家の浄化槽は、家と同じように掃除や管理をする義務があり、汚泥の汲み取りや消毒剤補充などを定期的におこなう必要があります。
また、装置の動作を確認したり、調整をしたりと、保守点検も義務付けられているため、済んでいなくても忘れずにおこなわなければなりません。
さらに浄化槽法では、都道府県指定の検査機関の法定検査を受けるよう定められています。
これらの保守点検は業者に依頼しておこないますが、その際かかる費用は5人用から10人用の施設で1か月5,000円前後、清掃は1年に3万~5万円前後かかるのが一般的です。

▼この記事も読まれています
空き家バンクを利用した空き家の売却について解説

まとめ

浄化槽とは家庭から排出されるし尿や汚水を分解して海や河川に放流する仕組みで、公共の下水道がない地域に設置されています。
長期間使用しない場合は休止報告書を提出しておけば、管理の義務を遂行せずに済みます。
保守点検や清掃などの管理は業者に依頼しておこないますが、その際の費用は保守点検で1か月5,000円前後、掃除は1年に3万~5万円前後です。
尼崎市の不動産売却なら30年の実績があるアパルトマンエージェントへ。
弊社のホームページより、不動産査定依頼を受け付けておりますので、ご検討中の方はぜひご利用ください。


ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

06-6437-2200

営業時間
10:00~18:30
定休日
水曜日、日曜日、祝日

相談事例

売却の際の注意事項

売却方法について

売却査定

お問い合わせ