空き家のリフォーム・リノベーションのメリットとは？費用や制度をご紹介

空き家を所有しているが、活用方法がわからないといった方も多いのではないでしょうか？
そこでこの記事では空き家をリフォーム・リノベーションすることのメリットや、費用相場をご紹介しています。
上手な活用方法を知り、せっかくの不動産を有効活用してください。

空き家をリフォーム・リノベーションする際のメリット・デメリットは？

住む予定のない家を不動産投資として利用したいとお考えの場合、リフォームやリノベーションすることで買い手が付き、家賃収入を得られる可能性があります。
また築年数の古い家を長年放置していると、倒壊の危険性があり近隣から苦情がくることがあります。
そのため耐久性や耐震性を強化することは、リスクを減らすことができメリットとなるでしょう。
デメリットとしては、リフォーム・リノベーションすることで費用がかかってしまうことです。
とくに築年数の経過した住宅では、金額も大きくなってしまいます。
例え改装後に売りに出す予定であっても売却費用が改装費を下回り、費用を改修できない可能性も考えられるのです。

リフォーム・リノベーションする際の費用について

空き家歴が長く築年数が経過している物件は、フルリノベーションが必要となるでしょう。
一戸建てであれば広さにもよりますが、平均的な相場として500万〜2,000万円となります。
マンションの場合でも250万円〜1,000万といわれています。
設備のグレードやオプションによっても価格は変動するため目安としてください。
次に一部をリノベーションする場合、劣化を感じられやすい水回りをされる方が多い傾向にあります。
この場合浴槽、洗面、キッチン、トイレを一度に入れ替えた場合、相場として200万円〜500万円ほどが必要となります。
クロスやフローリングの張り替えの場合は、面積にもよりますが比較的安価な値段での、リノベーションが可能です。

リフォーム・リノベーションすると減税制度を利用できる？

空き家などの中古住宅を改修すると、減税制度が受けられます。
住宅ローンがある場合最大10年間の間、ローン残高の0.7%所得税から控除を受けることができます。
しかし建物基準法に沿った大規模修繕や、耐震改修工事、省エネやバリアフリーなど一定の要件があるため確認しておくようにしましょう。
また一定の改修工事をおこなった場合、固定資産税の減税制度を受けることが可能です。
制度期間は2024年の3月31日までであり、耐震、バリアフリー、省エネ、長期優良住宅化に向けたリフォームが対象となるため注意してください。
対象となる改修内容が当てはまる場合、お得な減税制度を活用できるかもしれません。

まとめ

空き家をリフォーム・リノベーションすることのメリットや、費用相場をご紹介いたしました。
人が住まない状態で放置しておくと、年々劣化が激しくなるばかりです。
この記事を参考にして、物件の状態に合った有効活用をお考えください。
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